安保法制強行採決に抗議!

戦争法(安保法制)を廃止させましょう

私たちは先に「『戦争法案』廃案を求める 美術家総行動」をたちあげて、この法案の廃案を求めてきました。全国の美術家と美術を愛好する6764の団体と個人のみなさんに賛同を呼びかけ、975名の方々から賛同を得、2016筆の反対署名も集約しました(9月26日現在)。活動資金募金も102万円となり、印刷費、郵送費等をなんとか賄うことができました。賛同に、募金にとご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました。

この活動を短時間で大きく盛り上げることができたのも、多くの皆さんのご努力の賜物であり、同時にそれほどひどい法制でもあるからだと思います。

賛同、募金の受け付けは今後も継続的に行ってまいりますので、お知り合いの方々にも広めていただきたくお願いいたします。

なお、この活動を東京新聞、しんぶん「赤旗」などが取り上げ報道したことを付記しておきます。

さて安倍政権は広範な国民の反対を押し切って、違憲立法・戦争法(安保法制)を、7月16日衆議院で、9月19日参議院で強行採決を行いました。わが国戦後政治の立憲主義、民主主義、平和主義を根本から転換するこの法律は憲法違反であり、断じて認めることはできません。私たちは安倍政権とその同調勢力に厳重に抗議するとともに、戦争法(安保法制)の廃止と閣議決定の撤回を求めるものです。

この悪法が強行採決で成立した現在、私たちの組織の名称を「安保法制の廃止を求める 美術家総行動」と改め、SEALDs(シールズ)の若者たち、誰の子どもも殺させないと訴えた「ママの会」、「学者の会」「音楽・演劇人の会」や本法制廃止をめざす政党とも連帯し、引き続き違憲立法・戦争法(安保法制)の廃止まで力を合わせてゆきたいと思います。  この取り組みに賛同していただいたみなさん、今後とも共に頑張ろうではありませんか。

2015年9月26日
安保法制の廃止を求める 美術家総行動
事務局 九条美術の会 連絡先 十滝歌喜(Tel・Fax 04-2998-7625)