美術・芸術を愛するみなさんに訴えます

「戦争法案」廃案
安倍政権の退陣を求めます

美術・芸術を愛するみなさん、安倍自公政権は本年5月26日、安全保障関連法案(戦争法案)を国会に提出、7月15日には特別委員会で採決強行、同16日には衆議院での採決を強行し、現在参議院で審議が進められています。

「戦争法案」は不戦を誓った憲法の平和原貝」を根本から破壊し、日本を米国とともに「海外で戦争する国」につくり変えるものです。こんな事が憲法9条の下で許されていいはずもなく、多くの憲法学者が憲法違反だと訴えています。

戦後70年、日本人は戦闘で死んだ人は1人もおらず、一人の外国人も殺していません。戦争は兵士だけでなく多くの人命を失い、財産を破壊し、経済的困窮を招きます。二度と戦争をしてはならない事を、先の大戦が大きな痛みを伴って教えるところです。平和であったからこそ不十分ながらも安穏な暮らしができ、文化、芸術にも親しむことができました。

美術家ならびに美術を愛する人たちは、憲法九条を守り平和を求める一点で結集し、憲法違反の「戦争法案」廃案、安倍自公政権の退陣を強く求めていこうではありませんか。

2015年8月 「戦争法案」廃案を求める 美術家総行動

事務局 九条美術の会
連絡先 十滝歌喜(Tel 04-2998-7625)

【呼びかけ人/第1、2次分】
浅野輝―・阿部正義・アライ=ヒロユキ・糸田玲子・稲木秀臣・大丼健地・大西弘之
岡部 昭・岡本 博・金山明子・河内成幸・川上十郎・北野 輝・窪島誠―郎・光山 茂
小久保裕・佐藤善勇・妹能河童・滝沢具幸・武居利史・田島征三・田中正巳・谷川晃一
司 修・辻 惟雄・出店久夫・野見山暁治・林紀―郎・日夏露彦・福岡幸―・古澤 潤
前山 忠・水尾比呂志・宮崎 進・宮田徹也・宮良瑛子・ワシオ・トシヒコ